令和3年度

「前進する」

下伊那教育会会長 松島 ゆかり(追手町小)

令和3年度、下伊那教育会会長を務めることとなりました、追手町小学校の松島ゆかりです。第1回定期総会が中止となりましたので、この場をお借りしてご挨拶いたします。 極めて微力ではありますが、「公益社団法人」下伊那教育会の更なる充実と発展のために、精一杯努めさせていただきますので、皆様のご協力をよろしくお願い致します。

さて、第1回定期総会の書面議決、正副委員長会の2部開催、下伊那教育会総集会や新任者研修会の学校会場によるリモート開催と、新型コロナウイルス感染の状況に合わせて、工夫して実施を進めてきております。計画はもとより、各学校や代議員、参加される会員の皆様のご協力をいただいて実施できていることを心から感謝いたします。また、初めての試みもあり、幹事の先生方には、一から計画を立て準備に当たっていただくことも多く、本当にありがたく思っています。

皆で知恵を絞ってやってみて、改善点を一つひとつ解決し経験知を増やしていく・・・各校の教育活動も同じようなことが、日々起きているのではないでしょうか。その時は大変だと思うかもしれませんが、振り返ってみると新しい道ができている。そうして、状況に応じた、そこに生きている子どもたちにとって、よりよいものが残されてきたのではないかと思います。

新たな発想があっても、実際変えるには大きなエネルギーが必要であり、なかなか変えることができません。そう考えると、社会や環境の変化は、学校をよりよく変えるチャンスであるかもしれません。新たな取り組みの方向を誤らないようにするためにも、これからの社会に向け子どもたちにどんな力をつけるのか、そのためにどんな学びが必要なのか、また、今目の前にいる子どもをどう理解するのか等、研修を深めていく必要があると感じます。

下伊那教育会史をひもといてみますと、下伊那教育会のはじまりは、明治12年下伊那郡教育会議、明治16年下伊那郡学事会、そして明治17年下伊那教育会の設立となります。「実際教育ノ方法ヲ研究スル」ことを目的とした現在に至るまでの教育会の大いなるあゆみと、一人ひとりの先輩方のたゆまぬ努力が伝わってきて、勇気がわいてきます。

令和の日本型学校教育が示され、GIGAスクール構想も推進され、新しい教育に向けての動きが感じられる中、これを追い風にして、私たちは、仲間と共に研修を積み、少し先を見据える力をつけ、子どもたちにとって価値あるものを見極める目を磨いて参りましょう。伸び続ける下伊那の子どもたちのために、受け継いできた熱い想いを力に、前進する下伊那教育会となりますよう、ご協力をよろしくお願いいたします。