令和6年度

 

下伊那教育会会長 曽我佳伸(追手町小)

「皆さんと一緒に下伊那教育会を創り上げましょう!」

 5月18日(土)に飯田文化会館にて行われた「公益社団法人 下伊那教育会総集会」には,700名を超える皆さんにご参加をいただきました。貴重な休日でしたが,いかがだったでしょうか?

①「上質な研修会を保障する」こと
→私たちが主体的に創意工夫して研修会を創り上げていこう。

②「地域の文化・教育力を引き上げる」こと
→私たちは地域から学び,また地域と共に育っていこう。

③ 「仲間とのつながりを広げ深めていく」こと
→下伊那教育会でできたつながりは,一生の仲間・宝となる。

総会の中で,本会の意義を皆で確認しました。

本年度の下伊那教育会の各事業や委員会・研究会

において,以上の3つの意義を体現できるよう,今まで培ってきた伝統を大切にしつつ,この時代に合った各事業を,みなさんと一緒に創り上げていきましょう。

さて,この総集会においても上述を受け,今までの総集会の良さを基にして「多くの皆さんの活躍を広める場とする」をコンセプトに,様々な工夫をいたしました。その企画・運営の中心となったのが,教育会幹事の先生方です。本総集会が会員・地域の皆様にとってより有意義な時間となるよう,一人一人ご努力いただきました。感謝いたします。

今回,最も工夫したのが会員発表でした。昨年度までの「会員より学ぶ」を大事にしつつ,この発表によって「より多くの会員より学びたい」「より主体的な委員会や研究会活動につなげたい」「全郡教科等研究まとめの会をさらに上質な研修会にしたい」という願いを受けて,「学び続ける わたし」をテーマに企画運営しました。まずは,昨年度の全郡教科等研究まとめの会に参加しての思いを,9名の先生方に発表していただきました。

次に,その発表を受け,まとめの会を企画した側の3名の先生方に,委員会研究で工夫や苦労したこと,さらには本年度まとめの会へ向けての意気込み等を,ディスカッションしていただきました。

先生方の発表を伺って,学び合うことや切磋琢磨することの素晴らしさが伝わってきました。さらにこの地道な取組が,下伊那の子どもたちの学びのエネルギーにつながっていると確信しました。皆さんも,このように感じたのではないでしょうか。

この総集会は,1年間の教育会活動を集結したものと考えますと,令和6年度下伊那教育会の諸活動は,主体的で創意工夫された取組が必ずできると,私は信じております。

皆さん,共に努力しましょう。1年間,よろしくお願いいたします。